新刊『ノマドという生き方 旅暮らしの人類学』(世界思想社)の発売を記念して、
著者で文化人類学者の左地亮子さんをお招きして、旅をしながら暮らす
「ノマド」という生き方についてスライドを眺めながらたっぷりと語っていただきます。
19歳でフランスに留学し、パリ郊外の空き地でキャラヴァン暮らしをするジプシー
・マヌーシュと出会って以来、移動しながら暮らす生き方に興味を持ち、20年に
渡るフィールドワークを続け、『現代フランスを生きるジプシー 旅に住まう
マヌーシュと共同性の人類学』でサントリー学芸賞を受賞するなど研究活動を
続けている左地さん。新刊は、フランスのジプシー・マヌーシュをはじめ、ノマド、
移動生活、移民、難民、ツーリスト、ディアスポラなど、町から町へ移動しながら
人と出会い、複数の場所のあいだに居場所を育てる、といった「動きながら生きる」
という文化を人類学の視点から読み解いた1冊になっています。現在はルーマニア
を新たな拠点に加え、境界が幾重にも引き直されるヨーロッパを移動しながら、
ジプシー/ロマと呼ばれる人びとのもとで、移動と共同性、信仰や記憶の生成を
探究している左地さんだけに、現地で体感したノマド的な生き方についての興味
深いエピソードが聞けるはず。左地さんのファンの方はもちろん、「ノマド」的
な生き方に興味がある方や複数の拠点を持つ生活をしてみたいと思っている方は
ぜひご参加ください!